競馬の最大の魅力として「万馬券」の存在を挙げる競馬ファンは少なくありません。いわゆる「穴馬」狙う馬券の買い方は、日本ダービーのような大レースでも、条件戦であっても、競馬ファンの胸を熱くしてくれます。しかし、万馬券を狙う競馬予想は、基本的にハズレ馬券を量産するいばらの道であることも覚えておく必要があります。いわば的中率を度外視して、回収率に全てをかける、これが穴馬狙いの基本スタイルとなります。
万馬券が的中した場合、最低でも100倍のリターンが得られますから、予算配分さえ間違えなければ10レースから20レース分の負けが一気に取り戻せることになります。換言すれば、数十レースに一度的中させれば万馬券で十分に高い回収率を維持できるということです。とはいっても、闇雲に人気のない馬を買い続けていればあっという間に赤字がかさんでしまいます。人気のない馬=実力のない馬とは限りませんから、強いのに「評価されていない馬」を見つけ出すことが、馬券を的中させるコツとなります。
もちろん、10倍から50倍程度の馬券も狙い目です。人気馬が絡んでも、2着3着に来る馬次第では、十分に高配当を期待することができます。中には「最低でも30倍つかないと馬券は買わない」というタイプの競馬ファンもいるようですが、そのあたりは臨機応変に考える必要があります。実は、人気馬がずば抜けた実力を持っている、そんなレースも狙い目で、波乱の要素を検分することはもちろん、2着や3着にくる馬の分析が面白くなります。